あれから血圧を測るようになった...そして、それは良い結果をもたらしている
高血圧測定
【2004年7月記載】
コープのお店がオープンして3ヵ月が経った。幼稚園の隣、我が家から徒歩で2、3分のところにあるので、日常の買い物がとても便利になった。ちょっと何か足りないものがあっても、すぐ買いに走れる。だから一度にたくさん買い溜めしなくても済む。だから冷蔵庫も満杯になるほど詰め込まなくても良い。好きなときに好きなものを好きなだけ買えばそれでよい。近くにとてつもない大きな冷蔵庫があるような気分になる。
しかし、近所にあるだけに、あまり頻繁に買い物に行くのもみっともない。いわんや、男がひとりで買い物をするなんて格好の良いものではない。ところがこの店で買い物を楽しみにしている奴がいる。息子だ。学校帰りに立ち寄り、お菓子を買っているらしい。友達と一緒のときもあるのだろうが、ひとりで行っても平気らしい。そしてその度に、店に備え付けてある電子式の血圧計で、自分の血圧を測っては面白がっている。中学生が血圧を測って何になるというのだろう。よくもこんな目立つ場所で血圧を測ろうという気になれるものだと不思議であった。
先日、会社の検診で、私の血圧が140と、高いことが分かった。
「140を超えると気をつけたほうがいいですね。時間に余裕のあるときは健康管理室に設置してある血圧計でチェックするように心がけてください」
そう言われると少しばかり気になった。
この休日、妻と一緒に久しぶりにコープのお店へ買い物に行った。彼女の後について回るのも格好悪いので、ひとり店内をうろついていたのだが、ふと見れば入り口の脇に電子血圧計があるではないか。周囲には誰もいない。先日の検診時の注意を思い出した。この際格好などはどうでもいい。とにかく暇なんだし、測ってみることにした。椅子に腰掛け、腕を測定部に入れ、スイッチを押した。1分もかからずに結果が出てきた。“血圧:142”ちょっと高い。妻を探し出し、出てきた測定結果を見せた。
「あら、高いわねぇ。どうしたの? もう一度測ってみたら?」
何度も測定するのはみっともないとは思ったけれど、再び入り口に戻って、血圧を測った。大きく深呼吸をして、気持ちを落ち着かせて。結果が出てきた。“血圧:149”
「えっ、どうして。何でなんだろう」
急に不安を覚えてきた。ここ数年、体重は63kg程度で特に変わってはいないのだけれど、何故高くなったんだろうかと。一見しようもない物に見えた血圧計が、とても便利なものに感じられた。少しくらい格好悪くても、時々ここで血圧をチェックした方がよさそうだ。

