30年来の課題に今も取り組んでいる...あともう少しだ
ダイエット
【1996年8月記載】
夜、風呂に入ろうと思って上衣を脱いでいると、昼間子どもたちをプールに連れていったせいで体が赤くいい色に焼けていた。また今年の夏もいい色に焼けたなと思っていると、妻が私のお腹を見て急に笑いだした。
「何これ、お腹の日に焼けていないところが、横にスジが入ったように白いままで残っているじゃあない。これってもしかしたら、座っている時お腹の肉がたるんで段のようになって、日に当たらなかったところが跡になって残ったんじぁないの」
なるほどそう言われてみれば、お腹のたるんだ跡がくっきりと焼けずに残っている。プールで子どもたちと遊んでいるとき、結構若いお父さんが多く、いやに私だけがお腹が出ているなあとは感じてはいた。だからまん中に座ると少し恥ずかしいので、隅っこの日陰を選んでじっと座っていたのだが、お腹の方はどうしても三段腹になってしようがない。去年まではこんなに恥ずかしくはなかったのだが、今年はいやにお腹が目立って恥ずかしかったのは事実だった。
体重はこのところほとんど増えてはいないのだが、毎年少しずつお腹が出てきて、体型が変わっているのだろうか、スーツも頻繁に造り直さなければならない状態だ。しかし、実感としてお腹が出てきたとはなかなか認識できない。なにせいつもお腹を眺めているわけでもないし、ましてや周りの人と見比べてみる事なんてほとんどしないから、自分の醜さに打ちひしがれることもない。頭が禿げるとか、白髪になるとか、いつも外見上周囲の目にさらされているといった状態ではないので、お腹が出たという意識は持ちにくい。要するにお腹を引っ込めようとする際の動機付けがなかなかできなかった。
いかにして自分自身に動機付けをするか。現状の悪さを徹底的に頭の中にたたき込む、目標値を設定し達成に向けての手段およびスケジュールを決める、そして実行と日々のチェック、最後に実現したときの喜びをイメージし、報酬にありつく。この手順をきっちり決めてやるとうまくいくのだろう。なんだか研究開発の手順そのものの様だが。
まず目標設定は、「体重58Kg 持久力4レベル ウエスト76cm」
達成手段とスケジュールは、「向こう1年間で 日々の腹筋30回 休日のゴルフ打ちっ放し100発/月4回 ジョギング10分/月4回 平日の晩酌中止」
チェックは、「毎月最終日曜日に、体重とウエスト測定 持久力は来年6月の体力測定で確認」
実現時の報酬は、「スーツの復活と恥ずかしくない水着姿、そして女性にもてることはないだろうが嫌がられることは無くなること」
成功時の報酬がいまいちイメージ良く描かれないけれど、とりあえず今の醜ささをビジュアルに捉えることにより、それを払拭するための力をドライビングフォースとして用いることが良いかも知れない。
今の醜い私の姿を写真に撮って、毎日眺めるとしよう。・・・今、私はハダカの写真を眺めている。

