情報社会=ネット社会...確実にプライバシーは無くなるネ
インターネットのいやらしさ
【2013年8月記載】
いつの間にか引き落とされていた。クレジットの請求書を見て、最初は何の費用かよく分からなかったのだが、McAfeeというウイルス対策ソフトの費用が自動引き落としになっていたのである。おそらく契約期間を過ぎたところで、自動的に継続契約にされていたのであろう。私にはそんな意識はなかったので、費用の支払いには少し抵抗があった。
ところで、先日のことであるが、いつものようにアマゾンドットコムで書籍を注文した。何を思ったのか、注文する際に出てきたバナーに誘われるままに、プライム会員無料体験という配送サービスを申し込んでしまった。申し込みをクリックする際、自動登録という文字か見えたので、気になって再度確認すると、1ヶ月の無料期間過ぎると自動契約になるという。しかも、キャンセル方法が分かりにくい。何とか悪戦苦闘して、自動登録の取り消しをした。すんでのところで気付いたのでよかったが、とてもやばかった。多寡が数千円のことだけれど、これは明らかに消費者に余計な出費をさせるものである。インターネットはとても便利だけれど、人の弱点を突くようなこの種の商法がとても多い。
以上、これらは新たな仕組みやルールに慣れたらそれで対応はできる。しかし、自らが何も手立てできないものもインターネットにはあるようだ。
話は全く変わって、最近子どもたちが、それぞれに彼氏や彼女と頻繁に付き合いだした。これはこれで大変喜ばしい事なのだけれど、私たち親に対する依頼心や親和度がとても低くなったような気がして、少し寂しい感じがする。また、付き合っている彼氏や彼女がどんな人なのか、その家庭環境も知りたいと思ったりもする。
そんな話を妻としていた時、ふと思った。彼氏や彼女の住所なら、年賀状などですぐ分かる。住所からその場所は特定できる。Google Earthを使えば航空写真で、住んでいる環境が分かるというものだ。
早速、調べてみることにした。住所も番地まで分かればピンポイントでその場所が特定できる。家の大きさだけでなく、その周りの環境もおおよそ分かる。田畑に囲まれているのか、新興住宅地なのか、山や海岸がせまっているのか、鉄道や道路の状況はどうなのか、駅までは近いのか、等々。さすがに航空写真では家の細部までは分からないけれど、住まいの環境はあらかた窺い知ることはできた。
正味の家の情報量としては屋根だけであり、十分とは言えなかったけれど、彼氏や彼女の住まいの様子は、だいたい掴めた。ひとまず安心したところで、では、私の家はどのように映っているのであろうか。以前確認しているので、さほど興味はなかったが、とりあえずチェックしてみた。ところが、彼氏や彼女の住所にはなかったストリートビューという写真が、私の住所には記載されているではないか。この写真をクリックしてみると、私の家が丸写しで載っている。家の前の道からぐるりと水平方向に360度、垂直方向にも360度、家の周囲は手に取るようにわかる。車庫には車は無かったけれど、垣根や門扉、玄関口まで分かる。表札の文字まではっきりと確認できるのには驚いた。これって、何となくやばい。
私たちは他人の生活をのぞき見ているようで、本当に見られているのは自分自身なのに、その実感がなかった。少なくとも私には。私の家まわりのストリートビューを見ながら、いつの日か、しっぺ返しが来そうな、そんな気配を覚えずにはいられなかった。

