自分を大きく見せようとして、ムリするのは...

プレッシャー

【1997年6月記載】

  物事が重なって来ると、だんだん追い込まれていくような気持ちになってしまい、焦りが出てきてイライラしてくる。ちょっとした事が重なっている場合には、冷静にその作業なり役割を分析すれば、そうそうオーバーワークにはなっていないはずなので、多少精神的なゆとりは無くなるにしても、そんなに焦らなくてもいいのが普通である。一つひとつ処理し、解決していけば、徐々にゆとりも生じてくるものである。

  しかし、今回は違った。もうイライラしているのが自分でも分かるし、周囲にそれが伝わっているのも分かるほど、追い込まれた気分になってしまった。ゆったりと頭の中を空にする時間が持てない。次から次へとやらなきゃあならない仕事が出来てきて、もうプッツン寸前、もしくはプッツンしていたのかも知れない。やらなければいけない仕事が重なったのだ。それも自分にとって未知のものが、未経験のものが重なった。未知なるものはそれでなくても不安に駆られる。なのにそれが3つも4つも5つも重なった。結婚式の仲人、新社長へのプロジェクト進捗報告、女子硬式テニスの監督、ISO14001認証取得に向けての資料づくり、研究室運営に関する諸々の仕事等が、あとからあとから入ってくる感じで、もうたまらなくなった。

  どんな些細な事でもそれが本人にとって未だ経験したことのないものであるならば、すごいストレスを伴うものである。自分にとって未経験な事をすることは、人生にとってとても良いことであり、人間として成長するためにも必要なことである。だからそういった未知なるものへの挑戦は可能な限りしていくべきだろう。しかし、度が過ぎてはいけない。自分の器を把握して、過大な負荷がかからない様コントロールしなくては。私も今くらいが限界なのだろう。無理して器を大きく見せようとせずに、器の限界を見極めながら、ちょっとずつ、ちょっとずつチャレンジしたらいい。限界を越えたら愚痴も言おう。プッツンして何処かへ飛んで行ってもかまわない。それが人間なんだ。