今もって続いているこのオンライン飲み会、これから先は...
オンライン飲み会
【2020年5月記載】
緊急事態宣言が出て1ヶ月が経った。しかし、コロナ禍は沈静化する気配はなく、さらにあと1ヶ月の延長となり、人々の気持ちも沈みがちとなっている。この1ヶ月の間におよそ娯楽といえるものはことごとく無くなってしまったし、またそれが復活する気配もないのだから、ストレスのはけ口にみんなが困っている。まだこんなレベルだったら許容できる範囲だけれど、業種によってはあるいは働き方によっては、仕事に全くならない人も多く、いわゆる経済活動の停滞、マヒによって生活の保障ができなくなっていくおそれが出てきていて、まさに死活問題となりそうだ。
そんな中、少しでも現状の暗い雰囲気を打破しようと、少しでも経済活動に寄与しようとする活動もでてきた。その多くはネットワークを使ったもので、今の情報社会の強みを活かしたものである。ちょうど緊急事態宣言が出た頃から少しずつ話題となっているのがオンライン飲み会である。何のことはないただネットワークをつないで参加者の顔を見ながら話し合いながらお酒を飲むだけであるのだが。ネット会議の要領で話しをする。違うのはお酒があるか否かである。こんなんで本当に面白いのだろうか。
このGWに入るとすぐに、同期のKさんからメールが届いた。3月末に会社役員を退任したNさんをはじめいつも集る4人組の状況を伺う内容で、末尾に今流行のオンライン飲み会をしないか、それもセッティングは私に任せるからやってくれないかとのお願いをつけて。
これはやらないわけにはいかない。同期の連中と来たら、みんなICTにはそれほど強くはない。とりわけ私のまわりは文系が多く、めちゃくちゃテクノロジーに弱い。私がしなければ永遠にできない。私だってネット会議には参加しているけれど、デジタルデバイドに近いのでいつもヒヤヒヤでのアクセスだから自信はない。が、できないことはないはず。力ずくでやってみることにした。
ネット会議用のソフトはいくつかあるけれど、今主流となっているZoomを使うことにして、インターネット検索をしながら会議(飲み会)を設定した。もちろん私がホストとして。飲み会の設定時間は30分として(40分間までは無料だ)、GW初めの午後5時にスタートした。各人、それぞれに苦戦しながらも何とかアクセスしてくれて、飲み会は開催できた。とりあえず成功したのだが、みんなの画像が出揃うのに手間取って、15~20分程度要したので、実際に4人揃っての飲み会は10分あまりであった。
それでもできたということにとても価値があって、みんなの評価は上々であったし、私もとても満足感、充実感を覚えた。
スマホやPCで各参加者の顔を見ながら、ワイワイガヤガヤと、近況や最近の話題(時事、スポーツ等)を交えて、各々で酒を飲む、もちろん酒を酌み交わすこともなければ酒の評価も料理の良し悪しを論ずることもない。味気ないといえば味気ない。でもやり方によってはバーチャルで酒を酌み交わすことや肴の品評などもできないことはないけれど。
会議というものもそうだけれど、“飲み会”っていったい何なのだろうか。集った者同士が自分の思っていること気のついたことを出し合って、同意を得たり共感してもらったりして、自己の欲求を満たし、ストレスを発散する場であり、それに酒の力を借りて、自分を解放しやすくすることにあるような気がする。とすれば、オンライン飲み会でも十分にその目的は達成できる。
このGWにたった2回ではあったがオンライン飲み会を実施して、何となく、でもしっかりとした充実感を覚えたのは、それができているからなのだろう。旧知の間柄であれば互いによく理解できているだけになおさら一層のことその役割は十分に果たせる。
ところで、オンライン飲み会実施時に(ネット会議でも同様だけれど)、自分の画像背景にはとても気をつかった。プライバシーが丸見え状態となってしまうので、注意が必要だ。バーチャル背景もあるけれど、リアリティに欠けて実感がわきにくい。その場にあった背景にするだけの気遣いはあった方がいい。いくつか自分にあった背景をつくってみるとしよう。もっと楽しくなるかもしれない。

