週末に帰宅できる単身赴任はとても有意義だった...結果的にもたくさんの成果を上げることができた

単身生活のメリット

【2009年7月記載】

朝、6時30分頃に起床し、7時過ぎにはマンションを出る。およそ30分で会社に到着。7時40分前後には事務机についている。それから一日の仕事が始まる。昼休みは12時30分から13時15分までの45分間だけ。昼会を済ませて再び仕事に就くのが13時30分頃。それから普段だと、夕方の19時30分頃になると、会社の食堂に行って夕食をとる。社員食堂であり、工場の夜勤従事者を対象としたメニューであるから、内容は至って質素なものである。だから10分もあれば済んでしまう。そして、帰路に着くのは21時前後で、帰宅するのは21時30分過ぎが多い。風呂に入って、一段落するのは22時頃で、テレビを見るのだけれど、余り興味のあるような番組は無いので、ニュースを見ながら、30分程度くつろぎ、22時30分には就寝してしまう。

ザクッと私の一日を分析してみるとこんなものになる。24時間のうち、自宅にいる時間は10時間。睡眠時間が8時間で、その他入浴や身の回りの整理などで2時間を費やす。通勤に1時間。したがって、会社にいる時間は13時間となる。このうち正味仕事に割いている時間は、12時間。

今のところ、すこぶる順調である。まず、睡眠時間が十分に取れる。就寝中に一度目覚めることは常態化しているし、貨物列車の騒音も気にはなるが、それでもよく眠れていると思う。時間的に十分すぎるだけのものを確保しているからだろう。だから、会議中に睡魔に襲われることもほとんどなくなった。

無駄な家事を最小限に抑えていることも大きい。食事は、朝食をトーストと牛乳で済ませるし、昼食と夕食は会社でとるので、時間もかからないし、食事の準備や後片付けにも時間をとられることは無い。家事は、洗濯を週に2回するけれど、下着やタオルが主なので、ほとんど手間はかからないし、アイロンがけも要らない。掃除は、時々くるっくるワイパーで、床を掃くだけ。ごみもほとんど出ないので、ごみ捨ては1ヵ月に1度程度で済む。

だから仕事に集中できる。もちろん自宅にいる時は仕事のことは考えない。しかし、会社にいる時間が13時間と長い分だけ、仕事をする時間がたくさんあるわけだから、仕事ができる。通勤時間も短いので、体力的にもゆとりはあるし、ウィークデーのみの単身生活なので、家庭内のトラブルや悩みもその間は避けることができるので、余計な煩わしさはないから、仕事に集中しようと思えば簡単だ。家庭内の出来事は、毎日妻と携帯電話で話をするので、残った家族の精神的な負担もいくらかは解消できる。どんなに長く電話をしても、ドコモの家族間割引で料金は全くかからない。それに毎週末は奈良に帰宅しているので、今のところ家族の絆は保たれている。

ウィークデーは自分のリズムで生活できる。このメリットはとても大きい。毎日のスケジュール管理をきちんとすれば、効率よく集中して仕事ができるのだから、これを活かさなくてはいけない。ONとOFF、それに単身生活と家族生活をうまく切り分けて、今の環境を味わっていきたい。