老いを意識し出して17年が経つ。本当の'老い'との闘いはこれからで、酒が一番の敵だと考えるが...

老い

【2008年11月記載】

老化は個人差が大きく、老化の程度は暦の年齢には比例しないらしい。また、老化の程度を測る物差しは、これといったものはないようだけれど、私たちは、毛髪、顔貌、皮膚の色つややしわ、姿勢や歩き方などで判断し、「あの人は若い」とか「あの人は歳によらず老けている」などと言う。

私は今まで、年齢に比べて比較的若く見られることが多く、得したような、損したような気分を味わったものだけれど、最近は歳相応に、随分と老けて来たのではないかと、少し不安を覚え始めた。いろいろな老化現象が現れてきたのである。

おそらく、今までは、外見上の特長でそう思われたのだと思う。髪の毛は多いし、50歳まで白髪はほとんどなかった。しわも少ないし、なんとなく幼く見えるらしい。

ところが、内側から老化が、確実に進んできているようなのだ。まず、眼の老化現象、すなわち老眼が進んできた。老眼の度数で言えば2.5、およそ60歳程度とひどい状態だ。しかも右の眼は、角膜がわずかに白濁している。水晶体の上ではないので、直接的には影響しないが、時々眩しくなるのはこのせいかも知れない。

去年の冬からは、左ひざが痛むようになった。寒さにはめっきり弱くなってしまった。ひざ掛けを使わないとひざが痛んでしようがない。次は肩、この春ごろから右手が上がらなくなってしまった。さっと右手を伸ばすことができなくなった。それでも少し肩を回しているうちに動くようにはなる。不思議なことにゴルフクラブを振るのにはなんともない。肩の筋がおかしくなっているのだろうか。今は、首が痛い。肩から首の後ろにかけての筋が痛い。お陰で頭痛もする。

夜寝る時には、耳鳴りがしだした。いつも鳴るわけではないのだが、シンバルを鳴らすような音がする。無視して寝るのだが、なんとなく嫌な気分。

血圧も140mmHgを越すようになった。これは要注意。先日も風邪で病院に行ったのだが、血圧が150mmHgもあり、こちらの方を注意するようにと血圧手帳なるものを頂いた。これも老化。

一番ショックが大きかったのは、髪の毛。特に少なくなったようには見えないのだけれど、単身赴任をするようになってから気がついた。今までは、洗面台からの明かり、もしくは洗面所の照明で、髪の毛をセットしていたのだが、これは直接髪の毛を真上から照らすことはなかった。しかし、単身赴任で使用しているワンルームマンションの照明は、直接、しかも近距離から頭の上を照らし出すので、頭の地肌が良く見える。今までは暗くて分からなかった地肌が照らし出されると、髪の毛の多少が気にかかるようになった。地肌がはっきり分かる分、髪の毛が少なくなっているように見える。今まで全く気にしていなかった髪の毛の量がとても気になりだした。少なくなっているのでは、と。

やっぱり歳をとることは嫌なのだ。いつまでも若くいたいし、他の人よりも若く見られたい。今まで、そんな気持ちになることはなかった。私は若いと思っていたし、年老いたという感覚もほとんどなかった。それがここに来て、急に自覚するようになった。自覚せざるを得ないような状態になってしまった。

これから”老い”との闘いがはじまる。